2022.03.15
働き方改革【週休二日制導入】
紀の國建設では2022年4月1日より、週休二日制を導入いたします!
従来の休日は祝日と毎週日曜日に加え、第2第4第5土曜日でした。
2019年4月から施行された法改正によって、時間外労働の上限規制が大手企業から開始されています。建設業では開始までに5年間の猶予が与えられており、2024年4月から罰則付きの時間外労働規制が適用されます。
労働基準法に定められている労働時間の上限は1日8時間・1週間40時間です。建設業では、この上限時間を超えて労働しなければならないケースが多いため、36協定を労働組合や従業員と締結しています。
36協定とは、時間外・休日労働に関する協定のことで、企業が従業員に時間外労働・休日労働させる場合に労働基準監督署に届け出るものです。36協定を締結していれば、1週間15時間・1ヶ月45時間・1年360時間を上限に時間外労働ができるようになります。ただし、納期が迫っており、この上限さえ遵守できない場合には、特別条項付き36協定を締結することにより、さらに労働時間の上限を引き上げることができます。
もし労働時間の上限規制を守らない場合には、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰則が課せられます。そのため、今後の規制適用に向けて、建設業でも業務効率化による長時間労働の抑制が喫緊の課題です。
当社においても、無理だろう・・・とかどうせやっても・・・と後回しにしがちなところを
思い切って断行するという決意のもと、週休二日制を導入します!
4月1日より新卒の新入社員2名も新たに当社に加わっていただくので、紀の國建設の改革をどんどん進めて参りたい次第でございます。